あるいは、Windowsとの終わりなき戦い ;-(
[日本語 / English]
このページでは、mswin32版rubyの配布と変更状況のお知らせを行っています。
ここは別に公式ページでもなんでもなくて、私が勝手に書いてるページです。ここで入手できるプログラム・情報(無いに等しいけど)については、各自の判断でご利用ください。
問い合わせは私へ。間違っても他の人に迷惑をかけるようなことはしないでね。
Rubyのサイトをご覧下さい。
mswin32版rubyとは、32bit版Windows(Windows95・Windows98・WindowsMe・Windows NT・Windows 2000・WindowsXP・Windows 2003 Server、以下Windowsと表記)上で動作するRubyのバイナリの一つです。
Windows上で動作するRubyとしては、現在、5種類のバイナリが存在します。これらはそれぞれmswin32版・cygwin版・mingw32版・bccwin32版・djgpp版と呼ばれています。
それぞれの違いをまとめると以下のようになります(事実誤認があればお知らせください)。
VC++でコンパイルされる。Windowsから見ればもっとも「普通」のバイナリと言えるが、反面、Rubyが持つUNIXで特徴的な機能の一部が使用できない。1.7.3以降はmingw32版と拡張ライブラリについてはバイナリ互換性がある。
RUBY_PLATFORMは*-mswin32。
gccでコンパイルされ、cygwin環境で動作する。cygwin環境がUNIXライクな環境をWindows上で構築するものであるので、当然、cygwin版rubyは一般のUNIX用のものとだいたい同じように動作する(ことが期待できる)。
RUBY_PLATFORMは*-cygwin。
gccでコンパイルされる。ソースはほとんどmswin32版と共通であり、ランタイムライブラリも共通(MSVCRT.dll)なので、動作も(おそらく)mswin32版とほぼ同じ。1.7.3以降はmswin32版と拡張ライブラリについてはバイナリ互換性がある。
RUBY_PLATFORMは*-mingw32。
BC++でコンパイルされる。ソースはかなりの部分がmswin32版と共通ではあるが、ランタイムライブラリが異なるので、細かいところで挙動がmswin32版とは異なる(はず)。1.7以降でサポートされる。
RUBY_PLATFORMは*-bccwin32。
DJGPPでコンパイルされる。DOS用のバイナリなので、もちろんDOSでも動作する。反面、WindowsにあってDOSにない機能の多くが使えない(ネットワーク関連など)。
RUBY_PLATFORMは*-msdosdjgpp。
このページでは、上記のうちmswin32版のみを扱っています。
なお、cygwin版・mingw32版・djgpp版についてはわたなべさんのRuby binariesから入手可能です。また、bccwin32版については小西さんのRubyから入手可能です。
現在配布中の全てのバイナリはVC++ 5.0(Version 11.00.7022 for 80x86)でmakeしたものです。ruby自体に関しては、標準配布のソース(またはCVSのソース)からそのまま作成しています。拡張ライブラリについては各々のリンク先を参照してください。
いずれのバイナリもzip形式でアーカイブされています。
md5sumのチェック方法ですが、例えばrubyがインストールされているなら下記のような方法があります。
ruby -r md5 -e "puts MD5.new(File.open('filename', 'rb').read).hexdigest"
上記のバイナリをインストールする場合は、お好みのディレクトリ(以下$TOPDIR
と記述)に展開してください。ディレクトリ付きで圧縮されてますので、展開時にはディレクトリ付きで展開するのを忘れずに(意味がわからない人は気にしなくていいです)。
展開後は、$TOPDIR\bin
にPATH
を通しておいてください。
なお、以下の拡張ライブラリは、この配布物に含まれない外部のライブラリに依存しています。
上記のうち、PDCurses・GDBM・OpenSSL・readline・Zlibについては、Porting Libraries to Win32にバイナリが存在します。
Iconvについては、Meadowy.orgで配布されているiconv-1.8.win32.zipを利用しています。
Tcl/Tkについては、ActiveStateで配布されているActiveTclを利用しています。
あけましておめでとうございます。って遅いよ!
ruby-1.8.1-20040127とruby-1.9.0-20040126を置きました。
前者は主に1.8.1リリース版で発見された不具合の修正です。後者は開発版。
メリークリスマス! ruby-1.8.1がリリースされました!
(previewを一つ飛ばしちゃいました、ごめんなさい...)
ruby-1.8.1-preview3を置きました。思いのほか間が空いちゃいましたね。
ruby-1.8.1-preview2を置きました。
ruby-1.8.1-20031027を置きました。
racc-1.4.4-allを置きました。
eruby-1.0.4・vrswin-030906・vruby-030906を置きました。
ruby-1.8.0-20030812を置きました。
vrswin-030811・vruby-030811を置きました。今回から置く拡張ライブラリは全て1.8用になります。
ruby-1.8.0を置きました。Ruby 1.8系最初のリリースとなります。
1.6系からの変更点については、changes.1.8.0などをご覧ください。
ruby-1.8.0-preview6を置きました。えーと、これを含めてあと2回previewが出る模様です :)
ruby-1.8.0-preview5を置きました。おそらくこれが1.8.0の最後のpreviewになるでしょう。
ruby-1.6.8-20030727を置きました。
こちらをどうぞ。
mswin32版に関する(と思われる)リンクです。勝手に張ってますので、不都合があれば私までご連絡ください。
ruby 1.9.0 (2004-01-13)
ERb 2.0.4
RDtool 0.6.11
rublog 0.0.2